東京・銀座にてペン字・筆ペン・書道教室を
開いています。
美文字講師の
藤倉 千裕(ふじくら ちひろ)です。
美千のペン字レッスンでは、ひらがなに特化したレッスン内容を受講できるコースを設けております♪
ひらがなは、字の基本です。
だからこそ、ペン字コースの基本で初回から学んでいきます。
また、文章からいきなり書きたい!という気持ちもあると思います。
しかし、ひらがなを書くだけでなく、成り立ちを知った上でまなんでいく。
そういったことで、文章を書いた際に基本で学んだひらがなが活きるのです!
これが、いま大人がきれいな字(平仮名)を目指すときに取り入れたい内容です。
美千のペン字コースで体験してみませんか♡
それでは、ひらがな〝ぬ・ね〟について解説していきます。
【ひらがな字の成り立ち ぬ ね 】
ほとんどのひらがなが元の漢字を崩して(草書体)形を整えました。
ひらがなの【ぬ】→【奴】です。
奴は漢音では「ど」ですが、呉音で読むと「ぬ」と読みます。
「奴」が【ど・ぬ】と読めるなら、その下に「力・心・弓」がついた漢字「努・怒・弩」も【ど・ぬ】と読めます。
このように、部首が意味を表し、残りの部分が恩を表す漢字を形成文字といいます。
ひらがなの【ね】→【祢】です。
禰宜(ねぎ)という神社の役職がありますが。
その「禰」の略体が「祢」でそれをくずし書きしたのもが「ね」となります。
ちなみに、ひらがな【ね・れ・わ】は似ていると思いませんか?
それは、こちらのブログ記事にも詳しく書いております。
実は、万葉仮名の文書などではしめすへんで書くべき【祢】【礼】を【称】【礼の左側が禾】で書いたものがあります。
また、奈良時代の頃には、しめすへん【ネ】とのぎへん【禾】を入れ替えて書くことができたそうです。
ちなみに、「礼→れ」「和→わ」です。
いかがでしたでしょうか♪
ひらがな1文字でも成り立ちを辿っていくと発見があります。
美千のペン字コースでひらがなからきれいな字を目指してみませんか?♡
ン字の基本であるひらがなを通じてきれいな字+字の奥深さも知っていきましょう♡
~品格と日常生活で役立つ美文字レッスン~
東京・銀座の書道ペン字筆ペン教室 美千(びせん)
藤倉千裕