ご無沙汰しております。
皆様、お元気ですか?
美文字講師の
藤倉 千裕(ふじくら ちひろ)です。
私は現在妊娠9ヶ月で、そろそろ臨月に入るところです。
今日は自分の名前の由来と、子供の名付けについて私なりに書いていきたいと思います。
藤倉千裕の「千裕/ちひろ」という名前は本名であり、父の漢字1文字をもらいました。
父は婿として藤倉家にはいってくれました。
今となっては珍しくありませんが、当時の母も職を持っておりました。
そんな中、私が5歳になる前に父は病気で他界しました。
確か三回忌の時に、私が小学1.2年生のとき。
父の友達枠の席に座っている中で、いちばん怖い顔をした、そしてなぜか肌が赤い強面の男の人に私がひとりでトイレにたった時に呼び止められたのです。
いきなり人がいないところで私にむかって「ちひろちゃん」と。
なにかなこのおじさん・・・
ちょっとこわいなと思ったのは一瞬で
そのお父さんのお友達はこう言っていました。
「お父さんはね、みんなに好かれていたんだよ」
「そして、お父さんはお友達がたくさんいたんだよ」
「実はおじさんに息子が産まれたんだ。その子供にちひろちゃんのお父さんの名前から一文字とって「裕」の字を付けたんだよ」
「千裕ちゃんとも同じだね」
といっていました。
なぜかわからずに、わたしは涙がでてきてしまったのですが。
きっと、わたしにお父さんはみんなから好かれていたことと、自分の大切な子供の名前をつけるにあたっての思いを、その人は〝言葉にして幼い私にもしっかりと伝えたかったのだ〟と思います。
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実際に自分が妊娠して子供に名前を付ける時に、わたしははじめに「こんな人になってほしいな」という気持ちでこれは入れたいという漢字一文字がありました。
しかし、名字との画数が思うようにいかず・・・。いろいろと考えて他の漢字をあわせましたがその漢字を使うことはやめました。
そんな時に、ある60代の生徒さんの名前がなんかいいなぁと思ったので、Yさんに名前の由来を伺ってみました。
そうしたら、その生徒さんの父親が「ぱっと空を見上げた時に、その空が青く一点の曇りもなく透き通っていたから」この名前にしたと話してくれました。
なんだかそういう感覚的な感じがとても良いなと思いました。
もっと自分の感性に従ってつけてもいいのかな。って思えた時に名前が降りてきました。
名字との全体の画数も良くこれでいこう!と夫にも話したのが妊娠7~8ヶ月になったころだと思います。
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現在、産休をいただいておりますが希望者には教室再開の連絡をしております。
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自分の氏名からきれいな字を書くことを目指してみませんか♪
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東京・銀座の書道ペン字筆ペン教室 美千(びせん)
藤倉千裕