最後の平仮名「ん」は、音を表す記号として使われていた!?〝遠→を〟〝无→ん〟になった平仮名【字の成り立ち(ペン字/ひらがな)を・ん】

東京・銀座にてペン字・筆ペン・書道教室を

開いています。

美文字講師の

藤倉 千裕(ふじくら ちひろ)です。

ひらがなをきれいな字で書きたい人に向けて、ひらがなの成り立ちを解説しています♪

ペン字講師である私自身、ひらがなを書くことがボールペン・筆ペンと好きです。

大人がひらがなをきれいな字で書くには、成り立ちを、字の知識があったほうがきれいな字が書きやすくなります。

そこが子供に向けたひらがなレッスンとは異なるところです。

それでは、解説していきますね♪

 

【ひらがな字の成り立ち を ん

 

ひらがなの【→【遠】です。

漢字の遠から「を」ができました。

地名にある、福岡県の遠賀町(おんがちょう)や遠賀川といった「遠」を呉音で読むと〝おん〟となります。

しかし、歴史的仮名遣いでは「ヲン」と書きましたので、その上だけを用い〝ヲ〟の仮名に用いられたそうです。

 

ひらがなの【→【无】です。

最後のひらがな【ん】です。

お寺や仏壇の中の小さな掛軸に「南无阿弥陀仏」などと書かれていたり。「无」は「無」の略字といえます

「無」は良く使われますが、画数が多くに書くときには「无」を用いることが多かったのです。

今日、中国では「無」と書かずに「无」と書くのが通常だそうです。

この「无」をくずして書いて「ん」という形ができました。元々は、「ム」の音を表す仮名でしたが「モ」の表記にも用いられ、後には「ん」専用の仮名となりました。

「ん」専用の仮名になった理由は、ひらがなの手習いに用いられる「いろはにほへと ちりぬるを……」のいろは歌。いろは歌は47文字で「ん」は含まれません。

いろは歌ができた十世紀末には「ん」という音(撥音(はつおん)/はねるおと)がなかったからです。

撥音「ん」がひろく使われるようになったのは十一世紀以降で、この新しい音を書き表すために、音の近い「む」の仮名として用いられていた「ん」を頓用したということでした。

いかがでしたか?♪ 

平仮名の成り立ちを知って書くことでひらがなが以前より書きやすくなったというお声をペン字・筆ペンコースを受講されている生徒さんからいただきました。

柔らかい線の多いひらがなは書くのが苦手~と良く言われますが美千のひらがなマスターコース筆ペンマスターコースでで苦手なひらがなを書きやすく書けるように学んでいきましょう♡

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